3月に朝メニューにうどんが登場してから、半年たたずにさらにうどんメニューの追加。これはニーズがあったということ。「しっかり朝食を食べたいけれど、パンでもごはんでもないんだよな……」そんなときにぴったりの第3の選択肢がうどんなのかもしれません。
なか卯の独自進化が朝の選択肢を豊かにする理由
もともと「うどんも食べられる牛丼チェーン」という立ち位置だったなか卯は、2010年にすき家などを展開するゼンショーホールディングスの完全子会社となりました。以降、牛丼ではなく、親子丼やうどんを主軸にした独自路線を強め、すき家との差別化をはかり、他チェーンとは一線を画す存在へと進化しています。
駅前の一等地よりも、駅からやや離れた場所やロードサイド店舗が多く、比較的家賃を抑えやすい立地に出店している点も特徴です。メニューの質やボリュームにコストを回せる環境が、値上げラッシュの昨今に、お得感を醸し出してくれているのかもしれません。



















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