吉野家、松屋が値上げを繰り返すなか、価格据え置きの「なか卯」。独自戦略のなか個性際立つ「450円モーニング」が凄かった

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注目すべきは、朝限定の「こだわり卵の目玉焼き」。親子丼で使用されている濃厚な卵をそのまま味わえるレアメニューです。オレンジがかった黄身は、絶妙な半熟具合に仕上げられています。

卵へのこだわりを堪能できる目玉焼き

黄身に穴を開けて、卓上のだし醤油を1滴2滴垂らしてから、白身で黄身をすくいとるようにして食べると、ぷりぷりの白身の淡白な味わいと、濃厚な黄身の甘みが混じりあい、シンプルながら贅沢な味わい。ただの目玉焼きすらごちそうになる、なか卯の卵の特別さを堪能できました。

こだわり卵の目玉焼き
こだわり卵の目玉焼き。黄身の色が通常の卵よりも濃いオレンジなのが、なか卯の卵の特徴です(筆者撮影)

さらに、自社製というベーコンも、以前よりも厚切りになり、おいしさがアップしていました。塩を豚肉一枚一枚に手塗りし、14日間熟成させるというこだわりの製法で製造しているそうです。言われてみれば、たしかに本格的な味で、旨みがぎゅっと詰まっている気がします。

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