羽田沖合から、駐機している国内線各社の機影を見ると、尾翼には、JALは長年見慣れた鶴丸マーク。そして、全日空には懐かしいダヴィンチ・マーク。TDA(東亜国内航空)は1988年に日本エアシステムに社名変更し、後に日本航空に経営統合された。

羽田空港(1984年7月、吉野純治撮影)

羽田空港(1984年、吉野純治撮影)
2空港の歴史に、日本の国際化の道のりを見る
羽田空港が再び国際化されて15年。2020年には都心上空を飛ぶ国際線到着便の新航路も採用され始め、国際空港としての羽田の存在感は高まってきている。
しかし、成田発の便のみが就航している海外の都市の数は、羽田発の2倍近く。
またLCCを利用するには、専用ターミナルのある成田に行くしかない。
その、成田の新東京国際空港は、2024年の民営化を機に成田国際空港に改名。再来年の2028年には開港50年を迎える。
その間の羽田、成田の国際空港としての歴史は、まさに日本の国際化の道のりそのものだと言えそうだ。
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