【正規ディーラーとして世界初、日本で認定中古車の販売プログラムが好調】現行車ではなく、アストンマーティン「DB11」を選択する意味

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筆者による試乗シーン
筆者による試乗シーン(写真:三木 宏章)

一方、パートナーとのドライブ時には、エンジン走行モードも、サスペンションアダプティブダンピングモードも「GT」を選んでおけば、とてつもない加速でパートナーを驚かせてしまうこともないだろう。むしろ、サイレントなエキゾーストサウンドがわずかにキャビンに届く程度で、ボディワークから受ける印象どおり、エレガントにグランツーリズモマシンというキャラクターが際立つ。スポーツカーらしさはもちろん、颯爽と街並みを走り抜けるGTカーという、2面性を持ったクルマというわけだ。

憧れのクルマもセカンドハンドなら叶う

DB11のスタイリング
DB11のスタイリング(写真:三木 宏章)

今回、ドライブした車両は走行距離2万7000kmだったが、当然ながら整備も行き届いており、インフォテイメントシステムをはじめ、すべての作動フィーリングに問題もなく、車内外のノイズやバイブレーションも感じず、極めて精度の高い走りが体感できた。ただ、ドアダンパーの動作など、経年による劣化や古さを感じる部分があるのは致し方ないところだ。

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ただ、そういった部分について、TIMELESSで販売された中古車であれば、1年間走行距離無制限の保証もあり、消耗部品以外のトラブルに関しても保証されているので、生産台数の少ないプレミアムブランドの車両にはじめて乗る人でも不安は少ないはずだ。アストンマーティンの中古車は、年式に対して低走行の車両も多いと聞く。

DB11初期型は、来年で10年を迎えるが、その美しいビジュアルは、今でも色褪せず、ファンも多い。

最新型のDB12やヴァンキッシュも大いに魅力的だが、「TIMELESS」では充実した中古車ラインナップが展開されている。007、ジェームズ・ボンド、アストンマーティン。このワードで心ときめくのであれば、チャンス到来!と考えて良いだろう。

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宮城 光 モータージャーナリスト

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みやぎ ひかる / Hikaru Miyagi

1962年生まれ。1982年鈴鹿サンデーオートバイレースに於いてデビュー3位。直後にモリワキレーシングと契約、1983年鈴鹿4耐で優勝、同年全日本F3クラスとGP250クラスに於いてチャンピオン獲得。1984年全日本F3クラス、F1クラスチャンピオン獲得。1988年HondaのHRCと国内最高峰GP500ccライダーとして契約。1993年より活動の場をアメリカに移し、全米選手権でチャンピオンになるなど、日本だけでなく海外でも活躍。1998年からは国内4輪レースでもその才能を発揮し、翌年の「4輪スーパー耐久シリーズ」ではチャンピオンを獲得する。また、世界耐久選手権シリーズ・鈴鹿8時間耐久ロードレースでは2003年より5年間ホンダドリームレーシングの監督を務めた経験ももつ。2016年には米国ボンネヴィルにおいて4輪車の世界最高速度記録を達成、世界記録保持者。開発車両ではTeam無限のマン島TT参戦車両・2輪電動マシン「神電」の初期からの開発ライダーを担当し2018年時点で5連勝中、2019年もチャレンジする。一方では、警視庁及び企業向け交通安全講話やライディング&ドライビング講師、専門学校講師などのほかに、 日本テレビのMotoGP解説者や雑誌などのメディアでレースやバイクの解説を務めるなど、多方面で活躍中。ホンダ・コレクションホールではホンダ歴代の2輪4輪グランプリマシンの維持管理テストレーサーを務める。無類のラジコン好き。

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