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【正規ディーラーとして世界初、日本で認定中古車の販売プログラムが好調】現行車ではなく、アストンマーティン「DB11」を選択する意味

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  • 宮城 光 モビリティスペシャリスト
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「TIMELESS」で販売される車両には、さまざまなサービスや保証が付随する。例えば、12カ月の延長保証と走行距離無制限保証。さらに納車前には、すべての車両に対して、熟練した技術者によるマルチポイント検査も実施。内外装をはじめ、ホイールやタイヤ、エンジン、トランスミッション、サスペンションなどに対し、車両年式と走行距離に応じた厳格な基準を満たしているか、徹底的に点検整備が行われる。つまり、新車時の保証の延長で車両を管理するというわけだ。

もちろん、これらはメルセデス・ベンツをはじめとする多くの認定中古車で当然のように受けられるサービスの一環ともいえる。しかしながら、生産台数が少なく、趣味性の高い車両でのサービスとしては、稀と考えてよいだろう。新車価格が3000~4000万円を超えるようなハイエンドカーの世界でも、セカンドハンドのニーズが高まっていることがうかがえる。

優雅であり、迫力のあるDB11のスタイル

DB11のサイドシルエット(写真:三木 宏章)

さて、アストンマーティンの新たなプログラム「TIMELESS」の説明はこのあたりにして、さっそくDB11を見ていく。まず、目の前にたたずむDB11の迫力に息をのむ。同社には、よりスポーティなモデルとして「ヴァンキッシュ」もラインナップしているが、それよりも大柄に見えるサイズ感だ。長いアルミ製1ピースのクラムシェルタイプボンネットは圧巻で、その中には極限までフロントミッドに搭載されたV型12気筒エンジンが搭載される。

真正面から見ると、バンパーまわりの角アールを落としたデザインで、それほどの大きさに見えないものの、斜め後方から見たグラマラスなリヤのブリスターフェンダーの造形も秀逸。フロントフェンダーからのラインを一旦絞り込むことで、その抑揚をさらに演出している。グランドクリアランスは120mmとしっかりと確保しつつ、全長4750mm×全幅1950mm×全高1290mmというボディサイズで、低く身構えたデザインに惚れぼれとする。最新モデルとなる「DB12」が発売された今、開口部分の少ないDB11のデザインは、流線型の美しさを引き立てているように感じた。

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【心臓部には12気筒ツインターボエンジンを搭載】

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