「安さ」か「安心」か? アゴダ問題で見えた旅行予約サイト「最安値」の盲点。私が世界一周でアゴダ予約を「1件」に抑えた理由

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毎週のように東南アジア、東アジアを旅行している男性(30)にどのプラットフォームを使っているか聞いたところ、「僕はTrip.com一択です」とのことだった。

Trip.comは中国のオンライン旅行会社「携程集団(トリップドットコム・グループ)」が運営する。かつては中華圏の宿泊施設に強いイメージだったが、中国人の海外旅行が活発化するにつれ、中華圏以外でもアゴダ、Booking.comと遜色なくなっている。

Trip.comのダイヤモンド会員は食事や飲み物が提供される空港ラウンジが年に2回まで無料で利用できたり、海外での通信に必要なeSIMを無料で1回使える特典を受けられる。

Trip.comの会員特典(画像:Trip.comのwebサイトより)

筆者はビジネスクラスで世界一周航空券を購入したため、スターアライアンスの豪華なラウンジも利用できたが、自己手配した国内移動などでもラウンジを使えるのは非常に魅力的だった。

ジョージア・トビリシの空港
ジョージア・トビリシの空港ではTrip.comの特典でラウンジを利用した(写真:筆者撮影)
ジョージア・トビリシ空港でのラウンジ
同じくジョージア・トビリシ空港でのラウンジ内の様子(写真:筆者撮影)

気を付けたいキャッシュバック特典

海外旅行の宿泊予約のイメージが強いが、アゴダやbooking.comは日本の宿泊施設も多く掲載している。

筆者の経験では、国内外の宿泊施設を予約する際に各プラットフォームの価格を比較すると、アゴダが最安値であることが多い。

ホテル代の比較
グーグルマップやトリップアドバイザーで価格を検索すると、アゴダが最安値であることが多い(画像:グーグルマップの検索結果をもとに編集部作成)

しかし、Trip.comをよく使うという前述の男性は「アゴダは安いけど、そのからくりが複雑でずるいと感じる」と語る。筆者もまったく同意見で、世界一周では最初の滞在国であるメキシコで一度利用しただけとなった。

メキシコ・グアナファトのホステル
アゴダから予約したメキシコ・グアナファトのホステル。トラブルはなかった(写真:筆者撮影)
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浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)

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うらがみ さなえ / Sanae Uragami

福岡市出身、早稲田大学政治経済学部卒。西日本新聞社を経て、中国・大連に国費博士留学および少数民族向けの大学で教員。現在は経済分野を中心に執筆・分析、情報発信の助言など。

未婚で出産。42歳で初婚。子どもの独立を機に世界一周後、日本とベトナムで二拠点居住。

近著に『崖っぷち母子 仕事と子育てに詰んで中国へ飛ぶ』(大和書房)『新型コロナVS中国14億人』(小学館新書)。

「東洋経済オンラインアワード」で2020年にニューウェーブ賞

X: https://twitter.com/sanadi37

公式サイト: https://uragami-sanae.jimdosite.com/

インスタグラム:https://www.instagram.com/sanadi37/

note: https://note.com/sanadi37

 

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