【夏ドラマ序盤の通信簿】春に続き不作?今年の「夏ドラ」が冴えない背景。《注目4作》は阿部サダヲ、中村アン、磯村勇斗、櫻井翔のあの作品
スタジオジブリのアニメ映画『天空の城ラピュタ』のテレビ放送では、滅びの呪文「バルス」のセリフに合わせて、視聴者がいっせいSNSで発信するのがイベント化しているが、「うそだろ……」も発する櫻井翔の顔芸の妙も相まって、「バルス」と並び立つ名セリフになりつつある。
テレビ放送ならではの視聴者との一体感を意識的に作り出した優れたコンテンツであり、シーズン3を迎えてそのフォーマットは完成している。ドラマのようなコント番組として楽しんでいる視聴者は多いだろう。ほかドラマとは一線を画するエンターテインメント性の高い番組だ。
総評:映画とは対照的…。盛り上がりに欠ける夏ドラマ


近ごろの映画界が『国宝』や『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の社会的ヒットで活況を呈しているのとは対照的に、夏ドラマは全体的に飛び抜けた話題作はなく、春ドラマに続いて盛り上がりに欠けるクールになりそうだ。
しかし、そんななかでも前述の4作は光っている。この先の物語の展開によっては、大きくシーンを盛り上げていくことがあるかもしれない。それを期待しながら、映画だけでなく、ドラマにも注目していきたい。
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