【手の届くEV、大本命が秋発売予定】ホンダ「N-ONE e:」は2グレード設定。昨今では珍しいナビレスグレードも用意して軽EVの大衆化を狙う

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N-BOX e:のメーターまわり
N-BOX e:のメーターまわり(写真:三木 宏章)

なお、N-ONE e:では、メーターやシフト操作系の装備もガソリン車から変更している。メーターには、マルチインフォメーションディスプレイを採用。全面液晶パネルのメーターは、中央に速度計を大きく表示できるほか、先進運転支援システム「ホンダセンシング」の作動状況などを見ることが可能。すべてがデジタル表示となり、より大きくて見やすい仕様となっている。

また、シフト操作は、ガソリン車がオーソドックスなレバー式なのに対し、N-ONE e:は「エレクトリックギアセレクター」を採用。最近のホンダ製ハイブリッド車などに採用されることの多いボタン式シフトだ。「D(ドライブ)」「N(ニュートラル)」「R(後退)」「P(パーキング)」といった操作をすべてボタンで行う。オーソドックスなバータイプのシフトレバーに慣れていると、最初は戸惑う場合もあるかもしれない。だが、慣れれば、スイッチを押すだけなので、よりイージーにシフト操作ができるだろう。

いわゆるワンペダル操作にも対応

シングルペダルモードに切り替えるボタン
シングルペダルモードに切り替えるボタン(写真:三木 宏章)

さらにN-ONE e:では、エレクトリックギアセレクターの右にある「アクセルペダル」のイラスト入りスイッチを押すと、シングルペダル操作も可能だ。これは、アクセルペダルの操作だけで、加減速をコントロールできる機能。日産がハイブリッド車やEVなどに採用する「e-Pedal Step(イーペダルステップ)」のホンダ版といえる。

ちなみに日産のサクラでは、アクセルを離して停止しようとする際、極低速域ではクリープ状態になるため、完全に車両を止めるにはブレーキペダルを踏む必要がある。

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