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キャリア・教育 #わかりやすさよりも大切な話し方

なぜか離れていく若い部下たち…原因は上司の話し方? 《 若手がすぐ辞める》職場で上司が「忘れている」話し方の盲点

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  • 横山 信弘 アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役会長
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A課長は、優しい表情で、「それじゃあ、私の考えを言うよ」と、以下のように伝えた。

・既存のお客様のうち100社をリストアップすること

・お客様の属性に合わせて4つに分類すること

・それぞれのテーマごとに合った営業プロセスを作ること

・それができたらスケジューリングすること

A課長は丁寧かつ論理的に話したつもりだった。しかし、だんだんBさんの表情は曇っていく。「わかりました。やってみます」とは言ったものの、なかなか体が動かないようだった。

数日後、Bさんの動きが遅すぎるので、A課長は丁寧な口調でこう伝えた。

「君の問題は2つあると思うんだよね。1つは初動スピードの遅さ、もう1つは組織リソースを活用しないこと。1つ目の例なんだけど……」

結局、Bさんは1カ月後に退職した。

「課長はすごく親身になってくれたのに、自分がバカだからご迷惑をかけた。本当にA課長に申し訳ない」

と言い残して。

しかし、実際はBさんの責任ではない。Bさんの相性に合った話し方をせず、結果的にBさんを追い込んでしまったA課長の責任なのである。

話がうますぎて頭に入ってこない上司の話

次に、逆のパターンを紹介しよう。

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