「のびのびとした勉強がむしろ効果を発揮する」東大に合格した学生に共通する夏休みの過ごし方とは?

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遊ぶにしても、「頭を使って遊ぶ」ことが重要です。

・本を読むなら、自分の意見をまとめてみる
・美術館や博物館に行って、知らなかった世界に触れてみる
・映画を観たり小説を読んだりしたら、「どんなメッセージがあるか?」を考える

このような“知的な遊び”こそ、夏休みにしかできない最高の学習です。

まとめ:夏休みは「知の冒険」に出かけるチャンス

夏休みは、ただの長い休暇ではありません。学校のルーティンから一度離れ、自分の頭で考え、自分の足で行動できるチャンスです。「学ぶ=机に向かうこと」だけではないという発想を持つことで、世界は一気に広がります。

学生の皆さんはぜひ、本格的に受験が始まる前に、ぜひ「教養の貯金」をしておきましょう。遊ぶなら“頭を使って遊ぶ”。そうやって夏を過ごす人こそ、合格にグッと近付けるのです。

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また、親御さんはそうした「教養の貯金」を支援できるようにしてあげてください。具体的には、本や新聞を買い与えてみたり、その感想を聞いてあげたり、一緒に議論をしたりしてみましょう。結局最後の最後では、親子でのそうしたコミュニケーションが合否を分けるのですから。

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西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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