70万部の大ベストセラー『食品の裏側:みんな大好きな食品添加物』の著者、安部司氏が、このたび料理家のタカコナカムラ氏とともに『日本人なら必ず食べたい安部おやつ』を上梓した。
砂糖と油が大量に使われ、添加物が入った市販のお菓子に不安を感じる人、日々の子どものおやつに悩む人のために、「無添加×安心×美味しい」「軽食・おかずにもなる」をコンセプトに、112のバラエティに富む「健康おやつ」を、両氏が開発した。
今年度「第12回料理レシピ本大賞」の料理部門に『食品の裏側』が、おやつ部門に『安部おやつ』がそれぞれ「最終候補作品」に選ばれ、話題を呼んでいる。
本稿では、人生をかけて「食の安全性」を追求し続ける安部氏が「フルーツゼリー」について語る。
見た目も鮮やかな子どものおやつ
「夏の子どものおやつ」といえば、アイスクリーム、アイスキャンディ、フルーツゼリー、プリン、かき氷などの冷菓・氷菓。
「毎日食べる」というお子さんも少なくないでしょう。
今回は子どもが大好きな「フルーツゼリー」について取り上げてみたいと思います。
私はよく親御さんたちから「子どもは色のきれいな市販のゼリーを食べたがるが、親としてはあまり食べてほしくない」という話を聞きます。
ゼリーに限らず、市販の冷菓・氷菓(アイスキャンディ、かき氷のシロップ)は色鮮やかで子どもが惹かれる気持ちもわかります。
市販の多くのフルーツゼリーの仕組みは、じつは「清涼飲料水」と同じです。
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