清涼飲料水の仕組みとは何かというと、目的の「色」と「香料」を組み合わせてサイダーに加えるだけ。
具体的には下記のとおりです。
「清涼飲料水の正体」は…
→「レモンフレーバー」の清涼飲料水
★サイダー+「黄色5号」+「オレンジ香料」
→「オレンジフレーバー」の清涼飲料水
★サイダー+「青1号」+「黄色4号」+「メロン香料」
→「メロンフレーバー」の清涼飲料水
つまり、「甘味料+酸味料+着色料+香料」で構成されているのです。
この場合の「甘味料」は、多くが「本気で『子どもに食べさせたくない』3大NG“お菓子”身近な人気商品も⋯『食の安全』の専門家がやさしく解説」で述べたブドウ糖果糖液糖(または果糖ブドウ糖液糖)です。
「着色料」は天然のものが使われる場合もありますが、一般的に「人工着色料」のほうが色が鮮やかで美しいです。
そして、市販の多くのフルーツゼリーは、この「甘味料+酸味料+着色料+香料」を「ゲル化剤」で固めることで作られています。
「甘味料」と「酸味料」「ゲル化剤」は共通で、「香料」と「着色料」の組み合わせでどのようなフレーバーも作れます。
→ぶどうゼリー
★着色料(赤色102号)+いちご香料
→いちごゼリー
★着色料(黄色4号+青1号)青りんご香料
→青りんごゼリー
果実・果汁は使われている場合もあれば、ほとんど使われていないものもあります。
フルーツゼリーだけでなく、アイスキャンディ、かき氷のシロップ、それからグミ、ドロップも仕組みは全部同じです。
フルーツゼリーというと、フルーツの果汁をゼラチンで固めて作ると思う人が多いかもしれませんが、多くの市販のゼリーや冷菓類は「香料と着色料、甘味料、酸味料、ゲル化剤」という、みなさんのイメージと遠いところで作られているのです。
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