カプコン人気ゲーム「バイオハザード」スマホ向け新作が発表されるも、ファンの受けがイマイチな理由
本作は、歴代シリーズの人気キャラクターが一堂に会するストラテジーゲームだ。さまざまなスマホタイトルを手掛けるアニプレックスが企画・配信を行い、開発は韓国のゲーム会社JOYCITYが担当している。
ゲーム内容についてはまだ概要しか明らかになっていないが、不気味な病院のなかを探索したり、誰かが残したメモを読んだり、あるいは謎解きを行うといった『バイオハザード』シリーズらしい要素が用意されている。

また、歴代の人気キャラクターも登場する。レオン、クレア、ジルなどの主人公格のキャラクターはもちろん、マービンやロバートなどファンは知っているがややマイナーなキャラクターも仲間になるようである。
さらに本作のクリーチャーの一部は、『ファイナルファンタジー』シリーズなどで著名な天野喜孝がデザインしている。有名人も起用して話題をとろうというわけだ。
あくまで筆者の推測だが、本作はスマホ向けタイトルとしてかなりありがちな内容になりそうだ。本拠地で資材を集めて建物を作っていく、といった内容のストラテジーゲームはスマホ向けに本当にありふれたもので、それに『バイオハザード』のキャラクターを掛け合わせたものになると思われる。
疑惑の目を向けられるカプコンのライブサービスゲーム

『BIOHAZARD Survival Unit』がユーザーから否定的に捉えられるのは、カプコンの運営型タイトル(ライブサービスゲーム)があまりうまくいかないといった印象が強いからではないだろうか。
2016年にリリースした『ブレス オブ ファイア6』は約1年7カ月でサービス終了したうえ、ナンバリング最新作にもかかわらずすぐに畳んでしまうといった失態を犯した。
2020年リリースの『モンスターハンター ライダーズ』はストーリーを完結させられず、約2年4カ月でサービス終了。『ロックマンX DiVE』は初期こそ人気があったようだが、約3年でこちらも幕を閉じた。
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