任天堂、1.3万円「目覚まし時計」が大注目の理由 謎の商品が示すQOL事業の復活と次世代機への布石
2024年10月9日、任天堂の目覚まし時計である「ニンテンドーサウンドクロック Alarmo」(以下、アラーモ。税込1万2980円)が突如発売された。
発売されたのは夜であり、しかも事前告知のないサプライズだった。にもかかわらず、この商品は人気を集め、即完売。記事執筆時点では抽選販売に切り替わっており、フリマサイトでも多数の転売が確認できる。
なぜ任天堂が時計を?
しかし、ひとつ気になるのは「なぜ任天堂が目覚まし時計を作り、売り始めたのか?」という部分である。
確かにこれまで任天堂はいろいろなものを作り出し、古くは男女の相性を測るとされた「ラブテスター」や、ダンボールでゲームコントローラーを作る「Nintendo Labo」といった遊びを生み出してはいたが、それにしても突飛である。
実際にこのアラーモを使ってみると、よりその謎は深まっていった。
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