例えば、最初に紹介した41歳のみさこは、活動当初「年収700万円以上、年齢40代半ば」としていた条件を、「年収600万円以上、50歳まで」と調整し、その後、48歳の男性とお見合いが成立。現在は真剣交際中だ。
また、まさえも「家庭を築きたいなら、歩み寄る姿勢が必要」と気づき、子どもがいる男性とも見合いをするようになった。
条件を緩めることも必要

そして、のりおも「年齢にこだわっていたら、お見合いが組めずに時間だけが過ぎていく」ことを実感して、40代の女性とも会うようになった。
結婚は、条件で組み上げる設計図ではなく、2人で育てていく物語だ。結婚を現実のものとするためには、「譲る」勇気と「歩み寄る」意志が欠かせない。
自分の年齢を自覚し、“誰かと生きる”という現実に向き合ったときに、結婚は“夢”から“現実”のものへと動き出すのだと思う。
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