
印象的な赤を基調に、少女の印象的なイラストがデザインされた「ゴディバターズ」のパッケージ(筆者撮影)
ライター・編集者の笹間聖子さんが、誰もが知る外食チェーンの動向や新メニューの裏側を探る連載。第11回は老舗「ゴディバ」の新ブランド展開のなぜに迫ります。
東京駅で出会った「赤い菓子店」の正体
先日、出張帰りの東京駅構内で、赤い焼き菓子店に出会った。
壁も机も赤。パッケージも赤がメインで、女の子がチョコレートのついた指をペロリと舐めているイラストの箱と、うさぎがお菓子を舐めているイラストの箱が並んでいる。商品は、バターサンドとフィナンシェ、ガレットの3種類のようだ。

JR東京駅構内にある、ゴディバターズ グランスタ東京店(写真提供:ゴディバ)
眺めていると「試食をどうぞ」とバターサンドを渡された。ショコラキャラメル味だ。口元に近づけると、香ばしいバターの香りが食欲を刺激した。
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