「成長意欲」は高いが「愛社精神」は薄い…そんな《Z世代の部下》から上手に信頼を得る4つのポイント

Z世代とのコミュニケーションについて解説します(写真:ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA)
異なる世代間で信頼関係を築くには、価値観が違うことを理解し、相手に寄り添うことが大切です。本稿では、部下に増えてきたZ世代の価値観はどのようなものか、部下と業務外のコミュニケーションをどう取ればよいかについて、『企業実務』の記事を再構成し、株式会社ジェイック取締役教育事業部長の近藤浩充さんが解説します。
世代によって大きく異なる「仕事観」
日本における仕事に関する価値観は大きく変化し、いまの20〜30代前半は40代〜60代の世代とは異なる仕事観を持っています。
世代で異なる価値観を持つなか、部下とどうコミュニケーションを取れば良好な関係を築けるのか、人材育成や指導がうまくいくのかに悩む管理職や経営者は少なくありません。
最近、経営層の方から「いまどきの若手社員は、何に興味があって何を考えているのか全然わからない」とよく聞きます。
コンプライアンスへの意識の高まりもあって、「下手なことを言ってハラスメントとして問題になったらたまらないので、昔よりも関わりは抑えている」という管理職の声も聞こえてきます。
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