「たくさんの人に刺さりますように」→「結局だれにも刺さらない…」、SNSで《フォロワー数ばかり追う人》たちが知らない真実

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SNSをやるうえでフォロワーを増やすことよりも大事なこととは? 元インフルエンサーの経営者がSNSにまつわる疑問に答えます(写真:jessie/PIXTA)

SNSで毎日のように投稿を続けているのに、手応えがない。フォロワーもそこそこいて、「いいね」やコメントもついている。けれど、なぜか本当に届けたい人に届いていない気がする――。そんな感覚を持ったことはありませんか?

私自身、SNSを通じて仕事をつくったり、ブランドの世界観を広めたりする立場であるにもかかわらず、過去には同じようなカベにぶつかったことがあります。とくに「自分がSNSで何を目指しているのか」「誰に向けて発信しているのか」が曖昧なままだと、どんなに投稿を続けても、結果がついてこない。そんな状態に陥っていました。

誰のために発信している?

SNSが生活やビジネスの中で欠かせない存在となった今、多くの人が「フォロワー数を増やしたい」「バズりたい」と考えながら投稿しています。でも、数字だけを追っていても、うまくいかないことが多いのです。

なぜなら、SNSは“誰に届けるか”が最も重要だからです。

例えば、あなたが発信している内容は、誰に届いてほしいのでしょうか。20代の会社員? ママ世代? 経営者? 誰にとっても刺さるように――と欲張ると、逆に「誰にも刺さらない」内容になってしまいがちです。

私が強く感じているのは、「たった1人に届けばいい」という視点の大切さです。届けたい“誰か”を具体的に想像してみる。その人の年齢、性別、価値観、生活スタイル。そうしたイメージがあるだけで、投稿の中身はガラリと変わります。

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