「たくさんの人に刺さりますように」→「結局だれにも刺さらない…」、SNSで《フォロワー数ばかり追う人》たちが知らない真実
逆に、漠然とした言葉や投稿は、誰にも届きません。匿名性が高く、流れの速いSNSだからこそ、本質的に人の心に残るのは“想いのある言葉”であり、“誰かのための言葉”なのだと思います。
もちろん、ビジネスでSNSを活用するうえで、フォロワー数やリーチ数、インプレッション数は重要な指標です。でも、それ以上に重要なのは「その数字がどんな相手に届いているか」です。
例えば、1万人のフォロワーがいても、自分のビジネスにまったく関係のない層だったら、どれだけ投稿を頑張ってもコンバージョンにはつながりません。逆に、100人のフォロワーの中に理想の顧客が10人いたら、その人たちに刺さる投稿を続けることで確実な成果が生まれる可能性があります。
これは、企業アカウントでも個人アカウントでも同じことです。「誰に届けたいのか?」という視点を持つことは、SNSを“戦略的に育てる”第一歩でもあります。
今日からできる“正しい方向”のSNS
SNSでの発信がただの「義務」になってしまっていないでしょうか。フォロワー数やいいねの数に一喜一憂しすぎて、自分らしさや本当の目的を見失っていないでしょうか。
今日の投稿、明日の投稿が、“たった1人”の誰かの心に届くかもしれない――。そんな気持ちで投稿をしてみてください。たとえ反応が少なくても、それが“正しい方向”であることを、後からきっと実感できるはずです。
SNSは、情報を伝えるツールであると同時に、人と人をつなぐ“想いの通い合い”の場です。だからこそ、「誰に届けたいか」という問いに、もう一度しっかり向き合ってみることをおすすめします。
フォロワー数よりも、誰に・どう届いたか。“たった1人”に届く投稿を重ねた先に、必ず自分の世界やビジネスが広がっていくはずです。
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