日本語雑記帳 田中章夫著

日本語雑記帳 田中章夫著

日本の近現代において、言葉について起こった現象を日本語学者が探った。紹介された日本語をめぐる数々のエピソードによって、日本人の言葉に対する意識・感覚の諸様相が浮き彫りにされる。

イロハ順はいつから五十音順に変わったのか、山の手言葉と下町言葉の境界線はどこにあるのか、複雑怪奇なお役所言葉、常用漢字は何文字が妥当なのかなど、掘り下げて紹介されている。

日本語は、古典・漢文・外国語を巧みに取り入れながら発展してきた。そこに、近現代に入って登場してきた各種メディアの発信する言葉が加わって、今現在も変化し続けている。「言葉は世につれ、世は言葉につれ」といった相互関係がよくわかる。

岩波新書 840円

  

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