睡眠で悩みたくなければ、この「常識」を知れ

間違った安眠法を実行していませんか

ぐっすり眠れるかどうかは健康を大きく左右します(写真:yo- / PIXTA)

人間は大人の場合で、平均すると1日6~9時間の睡眠を取っているとされる。人によっては一生のおよそ3分の1をベッドの上で過ごしている計算だ。心身の疲れを取ったり、傷を癒やしたり、肌の新陳代謝を促進したりするためには睡眠が欠かせない。必要最低限な睡眠時間は年齢によっても変わり、個人差もある。

一方、文明の発達とともに「昼間活動して夜に眠る」という、ごく当たり前のことができなくなって、日常生活に支障を来す睡眠障害を抱える人が増加している。現代の社会では日本人の8割(20代〜40代)が睡眠に何らかのトラブルを抱え悩んでいるといわれている。睡眠時無呼吸症候群のように、最悪は睡眠障害から死に至るケースもある。

いまや、睡眠障害は現代人にとって切っても切りはなせない病のひとつといえる。快適な睡眠をとるには普段どのような生活を心がければいいのだろうか。

古賀良彦教授

ジョブチューン取材班は、精神神経科医として睡眠と脳の関係を研究する杏林大学医学部古賀良彦教授に、医師が科学的見地から推奨する熟睡方法について伺った。古賀教授は10月17日にTBS系列で放送する「ジョブチューン 医者ぶっちゃけSP」に出演する予定だ。

昼寝前にはコーヒーを飲め?

睡眠不足から次の日にどうしても眠気が取れず仕事や生活に支障をきたしてしまう。

昼寝前のコーヒーでスッキリ!

そんなとき、古賀教授オススメの睡眠法が「昼寝前にコーヒーを飲むこと」だ。最も理想的な昼寝は15〜20分の時間とされている。コーヒーを飲むとカフェインの影響から逆に目が覚めてしまうイメージがあるが、実は、カフェインの目覚まし効果が現れるのは摂取してから20〜30分。つまり、昼寝前にコーヒーを1杯飲むことで理想的な昼寝ができるのだ。

15~20分より長い昼寝をしてしまうと、夜の寝つきが悪くなり睡眠も浅くなってしまう。昼の時間帯は脳が活発に働いているが、昼寝によって脳の機能がリセットされ、スッキリしてその後の仕事や勉強の効率が上がる。日中、活動的に動くことによって夜も熟睡でき、翌日からの生活リズムも安定する。

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