電力改革 エネルギー政策の歴史的大転換 橘川武郎著

電力改革 エネルギー政策の歴史的大転換 橘川武郎著

福島第一原子力発電所の事故を受け、日本の原子力政策が大転換せざるをえなくなった今、原発に依存することなく、この国の電力を確保するにはどうすればいいのか。

特に注目されるのが、「リアルでポジティブな原発のたたみ方」を前提にした、2030年の電源構成を想定したシナリオである。著者は、使用済み核燃料の処置問題、いわゆる「バックエンド問題」を根本的に解決できないかぎりは、原発停止を前提にせざるをえないと説く。

単に原発に「反対」「賛成」と叫ぶだけでは何も解決しない。危険性と必要性の両面を冷静に直視し、現実的な解を導いてこなかったことも、ある意味、今回の事故につながったとも読める。

講談社現代新書 798円

  

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コロナ徹底検証<br>日本は第2波に耐えられるか

米国やブラジルでは新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、日本は感染者も死者も圧倒的に少ない。その理由はいったいどこにあるのでしょうか。政策面、医療面から「第1波」との戦いを検証。「第2波」への適切な備え方を考えます。