新幹線の「コンセント」は、誰のものなのか

通路側の席から使うことは許される?

稲穂(座席)とあぜ道(通路)をイメージした秋田新幹線E6系の車内。コンセントは窓側席と車端部のみにある(撮影:梅谷秀司)

2015年1月にJR全線完乗をするほど鉄道の旅が好きな私。「事前にきっちり計画を立ててかた旅をするのだろう」と思われるかもしれないが、実はそうではない。

ぎりぎりになってから旅の計画を立てるので、全車両指定席の新幹線に乗る場合、通路側のC席もしくはD席(あるいは座席と座席に挟まれたB席)しか座れなかったりする。窓側のA席やE席が満席だからである。

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「何が何でも窓側がいい」とは思っていない。通路側の席にもそれなりに魅力はある。乗り降りするときやお手洗いに行くときなどに隣の人に、テーブルを片づけてもらう等の迷惑を掛けなくて済む。

それでもやはり、窓側も通路側もどちらでも選べる状態であるならば、ためらわず窓側を選んでしまう。車窓を楽しめるというのはもちろんあるけれど、私の場合は、その楽しみの源である「窓」、ではなくその下に居を構えておられる「コンセント」にほいほい釣られてしまう。新幹線の窓側の席にはコンセントが備えられていることが多いのだ。

帰省でお世話になる「ひかり」

私がこれまで一番お世話になった新幹線は、圧倒的に東海道新幹線の「ひかり」である。実家の福井へ帰省するにあたり、東京あるいは品川からひかりに乗り、そして米原で特急「しらさぎ」に乗り換える。上京したての頃のひかりは大体が300系(コンセントなし)で、700系(車両によっては車端部の座席にコンセントあり)に置き換わり、そして2015年現在はその多くがN700系(車端部および窓側にコンセントあり)になった。

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