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ライフ #夢と諦念、ミドルエイジ芸人のリアル

「相方は頑張っている。でも自分は詰んだ…」サバンナ・八木真澄が50歳になって話せるようになった相方へ思い

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結局、それが得意なんですよね。得意なことのマックスまでいかないと今の芸能界では勝てない。相方はそれを持っているけれど、僕にはない。だから、もう終わりかけているんだ。でも、相方が東京で頑張っているからこそ、まだ僕も何とか残れている。残れているうちに勝てるものを作らないといけない。

昔からコツコツとやることは苦手ではない。勉強も嫌いではない。ならば、まだ芸人では誰も取っていないファイナンシャルプランナー1級を取ろう。そう考えました。

その前に実は2級は取っていたんですけど、番組に呼んでもらってお金のコーナーなんかをやらせてもらっても、裏でというか、やっぱり番組として間違いがあってはいけないので、最後にチェック役として1級の方に番組が話を聞いてらっしゃったりもしたんです。

番組として正確性を担保することはもちろん大切ですし、自分がないがしろにされているような思いはないんですけど、やっぱり最後は1級の人が要るんだ。ならば、そこに自分が入ればその役はできることになる。それが1級を取ろうと思った大きなきっかけでした。

朝5時に起きて勉強を3年続けた

2022年5月から勉強を始めて、どんなに忙しくても朝5時に起きて勉強する。それを続けて、去年4回目のチャレンジで取ることができました。

勉強に取り掛かって今年5月で丸3年。僕は17歳から極真空手をやっているんですけど、大山倍達総裁の言葉で「千日をもって初心とし、万日をもって極みとする」というものがあるんです。最低3年やってやっとスタートライン。今月からやっと一歩を踏み出せるところまできました。

本当にね、きれいごとでも何でもなく、相方にはただただ感謝です。相方が売れているからコンビという居場所はあったし、助けてもらっているんですよね。

「相方にはただただ感謝。相方が売れているからコンビという居場所があった」と語るサバンナの八木真澄さん(筆者撮影)

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