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ライフ #夢と諦念、ミドルエイジ芸人のリアル

「相方は頑張っている。でも自分は詰んだ…」サバンナ・八木真澄が50歳になって話せるようになった相方へ思い

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ただ妻も2人の子どももいるし「詰んだ」では終われない。打破するしかない。ただ、何をすることが打破になるのか。それを今一度考えたんです。

改めて冷静に周りを見た時に、僕らの世代ってプロフェッショナルしか残っていないんですよね。漫才なら漫才、司会なら司会、ラジオならラジオ、モノマネならモノマネ、何かしら「ここは絶対に負けない」というものを持っている人しかいないんです。

フワッと残れるのは30代半ばまで

35歳くらいまではトップじゃなくても何となく“色”が良かったり、うまいことやっていたりしたら、フワッとは残れるんです。でも、50歳になったらそれでは残れない。

近い先輩でいうと「テンダラー」さんは漫才に特化してNGKでトリを取ってらっしゃいますし、「中川家」さんや「海原やすよ・ともこ」さんも言わずもがなです。

後輩だと「チュートリアル」も「ブラックマヨネーズ」も「笑い飯」も全員チャンピオンになったうえで自分にしかない特技を伸ばしている。「メッセンジャー」黒田さんも黒田さんにしかない空気があるのでコメンテーターをされても、街ブラをされても、全てが唯一無二になる。相方のあいはらさんも、あいはらさんにしかできないラジオをやってラジオでトップを取ってらっしゃる。

要は、そのルールで戦った時に絶対に負けないところが必ずあるんです。50歳で残っている人は。ウチの相方も、高橋茂雄という味を生かしつつ、大御所の方を仕切る大きな場で仕切っていく。あのリングだとね、やっぱり相方はめっちゃうまいんですよ。我が相方ながら、他の人に勝つと思います。

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