コミュ力高い人が実践「否定的な意見」の伝え方 思っていることをそのまま口にしない大切さ

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相手の面子を立てつつ、本音の伝えるのは難しい……。番組制作側として芸人さんに「面白くない」と伝えなくてはならない場合、あなたならどうしますか?(写真:すとらいぷ/PIXTA)
「クライアントへのいい指摘の方法がわからない……」「うまく要望が伝えられない……」
ビジネスパーソンの皆さんの中には、上記にような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。相手の面子を立てつつ、本音を伝えるのは、なかなか難しいものです。
本記事では『国分太一 Radio Box』『レコメン!』などの番組で知られる人気構成作家・永田篤さんの初著書『だから僕は、しゃべらない』から一部抜粋し、相手を気遣いながらコミュニケーションを取るコツをご紹介します。

芸人さんに言ってはいけない「〇〇」

会社に勤めていると、禁句な一言ってありますよね。芸能界でも、言ってはいけない言葉が存在します。たとえば、芸人さんに「面白くない」と言ってはいけません。

「面白い」は、芸人さんの一番大切な部分、全力で追求していることで、最も尊重すべきところです。しかし、この「面白い」という感覚は、受け取る人の感性によってものすごく変化します。仮に僕が面白くないと思っても、面白いと思う人がいるかもしれません。いや、実際たくさんいると思います。

そして、現場で「面白くない」と本人に伝えることでどれだけ空気が悪くなるのかを想像すると、とてもじゃないですが言えません。言いたくないです。

でも、放送を自分なりに「面白い」ものにするためには、どうしても指摘をしなければいけない……。そんなときの僕の行動を紹介します。

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