コミュ力高い人が実践「否定的な意見」の伝え方 思っていることをそのまま口にしない大切さ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「この番組を聴いているのはこういう人なので、ちょっと伝わりづらいかもですね」

「ちょっとその表現だと嫌な思いをする人が……」

「僕はいいと思うんですけど、ご時世的にちょっと……」

など、ニュアンスで「ちょっと」といった言葉をつけ加えながら、自分ではない何かのせいにするんです。なんとか「面白くない」とは言わずに、話の方向を変えようとします。そうすると、芸人さんも空気を感じて、「この話はダメなんだ」と認識します。

100%の納得じゃないと思いますが、ひとまず、構成作家である僕がその話に乗っていないということは確かなので、みなさんだいたい違う話を選択します。

あと、過剰な演技で持ち上げるというボケをして、イマイチというのを伝えるということもよくやっていました。

「面白い! さすがです! いただきました!」

「すごい! 天才です! 面白すぎる!」

「これで売れちゃいますね! あっ、もう売れてましたか!」

などなど。これはもう、ある程度関係性がある方との間でのおふざけです。みなさん、僕が本気で言っていないという空気を感じ取って、違う話にスライドします。

「面白くない」という言葉は、もうケンカ別れしてもいいと思う人くらいじゃないと僕は言えないです。直接言ったことはないんじゃないですかね?

面白いときは大爆笑で伝える

逆に、面白いときは打ち合わせなどでも演技ではなく僕も大爆笑しているので、芸人さんはリアクションを見て、この話はイケる、イケないを判断していると思います。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事