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なぜあの人はいつも助けてもらえるのか?誰でも実践可能な「お願い」の戦略的フレームワーク。心理学的3ステップで確実に協力を引き出す

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  • 濱 暢宏 ハマティニクス代表取締役社長、グロービス経営大学院教授。
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ポイントは、相手の行動や反応を求めすぎないこと。例えば、差し入れや資料を渡した後「どうだった?」と追いかけるのは逆効果なので、注意しましょう。「仕込み」は控えめであるほど効果的だと覚えておいてください。

お願い上手は助けてもらえる「環境」を作る

❸ 「仕込み」の2日後にお願いをする

2日前に好意を示し、時間を少し空けることで、相手に余裕が生まれます。そして、お願いをするタイミングが来たら、スムーズに切り出してみましょう。

・「実はひとつ相談があるんだけど……」と前置きをする。
・「このプロジェクトを進めるために力を貸してほしい」と具体的に依頼する。

お願いはシンプルかつ具体的に伝えるのがポイントです。お願いは「相手にとって受け取りやすい形」にすること。例えば「○○を手伝ってほしい」だけでなく、「この部分をこの期間だけ手伝ってもらえると助かる」と負担を限定することで、相手も動きやすくなります。

「2日前の小さな好意」は、小手先の心理テクニックではありません。この習慣は、頼みごとを成功させるだけでなく、相手との関係を強化し、互いに助け合える環境を作ることにもつながります。さらに、日常的に自分からギブすることを心がけていれば、いざというときに頼みごとをしやすい関係性が自然と育まれるのです。

今すぐやってみよう
頼みごとは計画的に。2日前に相手が喜びそうな小さな好意を一つ示してみましょう。

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