「フォロワーがさっぱり増えない…」仕事につながる”SNSのはじめ方”を総フォロワー数≪10万人超え≫のイラストレーターが伝授!
この段階では「いいね」だけでなく、実際にコミュニケーションを取ることが重要です。もちろん、リアクションがない場合も多いですが、それによって、あなたの存在を知ってもらうきっかけをつくれる可能性も高まります。
また、ハッシュタグ企画への参加も、SNSを始めたばかりの頃は有効な方法の一つです。#イラスト、#illustrationといった一般的なハッシュタグも良いですが、#今月描いた絵を晒そう(見せよう)、#イラスト好きさんと繫がりたい、といったハッシュタグなど、自分の活動に合わせたタグを使い分けると良いでしょう。
また、10月の1ヶ月間、インクで描いたイラストをアップする#Inktoberや、4月の1ヶ月間、外で描いた絵をアップする#PleinAirprilのようなオンラインイベントに参加してみるのも良いでしょう。国内国外問わず、多くの絵を描く仲間が参加しますし、描いた絵を見てもらういい機会になります。
ただし、ハッシュタグは体感値ですがインプレッションが下がる傾向がある気もします。いずれはハッシュタグを使わずに投稿していくほうが成長していくと思います。
最初のうちは反応が少なくても焦る必要はありません。継続的な活動と、自身の作品の質の向上に注力することで、徐々にフォロワーは増えていきます。大切なのは、毎日コツコツと積み重ねていく姿勢です。
とくに初期の段階では、「いいね」やリツイートの数にとらわれすぎず、自分の作品に対する反応や、他者とのコミュニケーションから得られる気づきを大切にしましょう。それらの経験は、後々のSNS運用に必ず活きてきます。
くれぐれも、SNSは手段であって目的ではないことを忘れないでください。
あくまでプロのイラストレーターとして仕事を獲得するためのツールの一つです。SNSでの活動に没頭するあまり、本業である作品制作がおろそかになってしまっては本末転倒です。
「営業の考え方」でSNSを運用
イラストレーターにとってSNSを活用する最大のメリット、それは営業をせずに営業をすることができることです。とはいえ、仕事を獲得していくためには自分の作品をクライアントや多くの人にアピールしていく必要があります。そのためには、「営業の考え方」でSNSを運用するのです。
「あれ、矛盾してるじゃん! 営業はしないんじゃないの?」と思われた方へ。
ごめんなさい、噓をつきました。
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