《松屋、ほっともっとで立て続けに発売!》ブームになりそう?な今治名物「焼豚玉子飯」が、奥深すぎるB級グルメである納得のワケ

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今治は今、サッカーでもアツい!

さらに今治市は現在、焼豚玉子飯だけでなく、プロサッカーチーム「FC今治」の活躍で盛り上がっているという。

2020年から「J3」、今年から「J2」とスピード出世を果たし、一時期は4位をキープ。5月22日現在で20チーム中7位と、J2初年度でのJ1昇格という快挙が見えてきた(2位以上で自動昇格、3~6位のプレーオフから1チーム昇格)。

日本のJリーグ(プロサッカー)チームの多くは地方に本拠地を持ち、遠征するサポーターがもたらす経済効果は「サッカーツーリズム」と呼ばれる。

このままFC今治がJ1昇格を果たせば、浦和レッズ・川崎フロンターレなど人気チームだと1000人規模のサポーター(ファン)来訪で今治市は賑わい、遠征先のグルメに大枚をはたいて食べ尽くすことから「イナゴ」とも呼ばれるFC東京などの試合では、焼豚玉子飯の提供店にはかつてない行列ができるだろう。

アシックス里山スタジアム
本拠地の「アシックス里山スタジアム」。マルクス・ヴィニシウス選手の活躍が目覚ましい(筆者撮影)

サッカーに限らず、観光シーズンでも行列・混雑を分散できるように、各店の焼豚玉子飯の特徴・混雑状況が分かるようなホームページやガイドブックが欲しいものだ。

そう思えてしまうほど、今治の焼豚玉子飯は、有名店だけでなく、シンプルなのにかなり奥深い食べ物なのである。

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宮武 和多哉 ライター

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みやたけ わたや / Wataya Miyatake

バス・鉄道・クルマ・駅そば・高速道路・都市計画・MaaSなど、「動いて乗れるモノ、ヒトが動く場所」を多岐にわたって追うライター。政令指定都市20市・中核市62市の“朝渋滞・ラッシュアワー”体験など、現地に足を運んで体験してから書く。3世代・8人家族で、高齢化とともに生じる交通問題・介護にリアルに対処中。著書「全国“オンリーワン”路線バスの旅(既刊2巻・イカロス出版)など

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