《松屋、ほっともっとで立て続けに発売!》ブームになりそう?な今治名物「焼豚玉子飯」が、奥深すぎるB級グルメである納得のワケ
2025年4月、今治市で新しい焼豚玉子飯の提供店が加わった。「松屋 今治片山店」。牛めし「松屋」の市内1号店だ。
今治市への松屋出店を記念して開発した特別メニュー「今治焼豚玉子飯」は、今治市出身の松屋フーズ・文田大輔 西日本地域統括部長が監修。もちろん地元団体(今治焼豚玉子飯世界普及委員会)の公認を得て、徳永繁樹今治市長も発売前に試食しているという。

実際に今治片山店で試食してみたところ、チェーン店としては、なかなか技アリな一杯と感じた。
ご飯を覆い尽くすチャーシューは、薄く切ったものを数枚重ねにしてガツンとした食感を実現しているようだ。また目玉焼きは朝食・チャーシューエッグ定食など既存メニューのものと違い、パリッと焼いた上で、塩ではなくコショウで味を調えている。松屋の調理手順をあまり増やさない範囲で、「ガッツリ系」が売りの焼豚玉子飯を、よく再現できている。
ただ、焼豚のタレは有名店と比べてサラッと薄めで、市内の焼豚玉子飯と比べると万人向け・控え目な印象だ。さらなるこってり風味を求める方は、卓上のバーベキューソースなどをかけてみてもいいだろう。
ともあれ、しっかり”今治ファースト”で開発された焼豚玉子飯は、4月15日から約1週間は35店舗で限定販売、7月下旬には全国発売。5月現在では、今治片山店のみで販売しているという。
ほっともっとでも発売!実は復刻メニューです

松屋に続いて、5月8日には「ほっともっと」で「今治焼豚玉子飯」が発売された。こちらは2015年に発売された地域限定メニューの復刻盤で、今治市の地元団体の監修をしっかり受けている。
さっそく発売日に食べてみたところ、チャーシューとタレが、驚くほど濃厚!! 松屋より肉量は少なめだが、トロッと濃厚なタレの旨味による「肉食ってる感」が、本場・今治市の焼豚玉子飯に近い。
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