その暗闇の中で、彼女はひとつの“答え”にたどり着いた。
「ちゃんと“自分でいる時間”も、大切にしなきゃいけないと思ったことが、今の演技スタイルにつながっていると思います」
そして、こう続けた。
「18歳で、“あの経験を乗り越えたんだから、もう大丈夫でしょ!”って、今でも思うんです」
「“終わらないものはない”という言葉」
朝ドラという長いトンネルを抜けた先で、彼女はひとつの言葉を手にしていた。
「『終わらないものはない』って、いつも自分に言い聞かせてきたんです。どんなにしんどくても、“この状況を乗り越えられる気がしない”って思う日があっても、時間はちゃんと進んでくれる。だから、きっと大丈夫って」
その言葉は、彼女自身の人生の羅針盤であり、静かな励ましであり続けている。
後編『永野芽郁が語る"俳優としての今後"と進化の覚悟』では、主演映画『かくかくしかじか』撮影時の思いを聞いた。
