永野芽郁「”終わらないものはない”と自分に言い聞かせてきた」ー。芸歴16年で辿り着いた≪今の自分≫とは?【単独インタビュー】で聞いた
だからこそ、よく知っている“安全な役”にとどまらず、まだ触れたことのない感情や輪郭の見えない人物像に、あえて飛び込んでいく。
「今は“挑戦の最中”という感覚です。ただ、自分ではその変化をはっきりと実感しているわけではないかもしれません」
「“その人らしさ”を見つけにいく目」
そんな彼女が日々の中で続けているのが、「人間観察」という名の“耕し方”だ。
「最近、かなり人間観察をするようになりましたね」
そう語る表情には、どこか楽しげな余白がある。
「もともと人が好きなんですけど、“同じゴールを目指していても、そこにたどり着くまでの考え方や方法が全然違う”ってことを、現場で強く感じるようになったんです」

(撮影:長田慶)
たとえば、同じ台本、同じセリフでも、誰が演じるかでまったく違う表情が生まれる。
「“このシーンはこう演じよう”って決めていても、人によってアプローチが全然違っていて、それがすごく面白いんですよね。“あ、こういう解釈もあるんだ”って、ちょっとした発見があります」
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