INDEX
大雨や台風による水害を起こす雲は「積乱雲」
災害といえば真っ先に地震を思い出す人が多いと思います。しかし大雨や台風による「水害」にも注意が必要です。2012年〜2021年の10年間だけでも、日本の約98%の市区町村で水害が発生しています。日本に梅雨があること、台風の通り道であることが関係しています。
まず、水害などの災害をもたらす典型的な雲は「積乱雲」です。雷を伴うため「雷雲」とも呼ばれています。青空が急に暗くなり、土砂降りの雷雨や「ゲリラ豪雨」になったら積乱雲が原因です。
積乱雲の正確な予測はまだ難しいのですが、天気予報で「大気の状態が不安定」「ところにより雷」「竜巻などの激しい突風」というキーワードを見聞きしたら天気の急変に注意してください。
積乱雲が発生するしくみを知ることが、天気の急変を察知するヒントになります。まず低い空の暖かく湿った空気が冷たい空気や山などに持ち上げられ、モクモクした「積雲(わた雲)」が発生。ある高さを超えると自力で上昇できるようになり、さらに発達して積乱雲になります。
次ページが続きます:
【1時間に100mmの雨=体重100kgの力士が降ってくる】
