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「万博は必要ない」「興味なし」じゃなかったの? 《けっきょく"盛況"の大阪・関西万博》あれだけ酷評されるも、連日話題になっているワケ

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者

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「大阪・関西万博」の運営も各種SNSで積極的に発信しています(画像:公式サイトより)

4月13日、「2025年日本国際博覧会」(略称「大阪・関西万博」、以下「大阪万博」)が開幕しました。

開催前は建設費や運営費などのさまざまな問題から「不要」「興味なし」などの酷評が目立っていたものの、はじまってみたら、連日テレビやネットでは朝から夜までトップニュースとしてフィーチャーされているほか、芸能人やYouTuberも活発に発信。

テレビでは生放送の情報番組などでライブ中継され、ネット上では賛否両論があがるなど、意外なまでの盛り上がりを見せています。

ただ、開幕したあとも、「異常な大混雑と行列」「現金が使えず混乱」「食事が高すぎる」「2億円トイレは使用禁止」「無料招待でも行かない地元の小中学生」「大屋根リングがゆがんでいるという疑惑」などのネガティブな記事が続出しているのも事実であり、「とらえどころがないイベント」という印象の人もいるのでしょう。

大阪万博がけっきょく最大の話題になっている理由は何なのか。各パビリオンの具体的な開催内容ではなく、現状の本質的なところを掘り下げていきます。

半年間にわたる長さと臨場感が共存

真っ先にあげておかなければいけないのは、イベントとしてのスケール。

開催期間は4月13日~10月13日の184日間であり、これだけライブの臨場感と持続性が共存したイベントはなかなかありません。たとえば国民的な関心事としてはスポーツのオリンピックやワールドカップなどは1カ月弱の短期集中型です。

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