「こんな老後を送りたい」「憧れしかない…」YouTubeで130万回も再生された、“若々しい92歳”の《素敵すぎる1人住まい》

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現在の1日の趣味ルーティンは、朝食後に新聞掲載の数独やクロスワードパズルをじっくり1時間。午後はワンピースのリメイク。「刺しゅうの残り糸がけっこうあったことを思い出して、ひらめいた」という。

無地の黒いワンピースの裾や襟元などにチェーンステッチをあしらって、彩りとオリジナリティを出す。仕上がりの目標は今年の7月。93歳の誕生日までにと思っている。

それが終わると新しく趣味に加わったけん玉タイム。夕方には大好きなピアノに向かう。左目に緑内障を患っているので楽譜は読みにくいが、耳と指で覚えている。

「レパートリーは12〜13曲くらいかな。できるだけやさしくて私が好きな曲だけ。それを毎日繰り返し、飽きもせずに弾いています。ピアノを弾くのって結構頭を使うんですよ。集中力もあがってくるし、弾いているうちに体が温かくなってくるので、いい運動にもなると思っています」

けん玉は何回連続でできるまでとか、刺しゅうはここまでやろうとか、日々の努力目標はある。しかし、疲れを感じたら、そこで終了

けん玉
最近始めたというけん玉(画像:YouTube「Kuro - 北国の暮らし」より)
ピアノ
もしも将来、老人ホームに入るとしたら、「絶対ピアノがある場所がいい!」と話す(画像:YouTube「Kuro - 北国の暮らし」より)

スパッとやめた趣味は?

疲れちゃったら、楽しくなくなっちゃうでしょう。年をとったら体はあちこち傷んでくるので、それには逆らわない。左目は緑内障だけど、右目はまだ見えるから、見える間はやりたいことをすべてやりたいの。無理をしたら右目も悪くなってしまうじゃない。疲れたら明日、またやればいい。時間が有り余っている毎日だもの」

数独は窓辺のテーブル、刺しゅうのリメイクはソファ、けん玉は書棚が置かれた壁際。疲れたら終了して、食事や休憩をはさみながら、リビングの中の“趣味のシマ”を渡り歩いていく。

自宅の中
お気に入りの窓辺で数独に興じる(画像:YouTube「Kuro - 北国の暮らし」より)
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