スシローと丸亀製麺が増やしている「揚げたてを一つずつ出す天ぷら店」。その違いと、高級店気分を千円台で味わう体験型消費の”凄さ”

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天ぷら定食まきの 新宿三井ビル店
スシローの「天ぷら定食 あおぞら」と丸亀製麺の「天ぷら定食まきの」。共通点の多い2つだが、その違いは……!? 写真は4月にオープンしたばかりの「天ぷら定食まきの 新宿三井ビル店」(筆者撮影)

スシローを運営するFOOD & LIFE COMPANIESが打ち出した新業態「天ぷら定食 あおぞら」。

回転ずしではなく「天ぷら定食」という新たな挑戦で、1号店が千葉県野田市のロードサイドに4月10日オープンした(詳細は前編を読んでいただきたい)。

揚げたて天ぷらを一つずつ提供スタイル

スタッフが揚げたての天ぷらを一つひとつ置くプレゼンテーションや、スシローならではの質の高い海鮮、こだわりの衣や油が生み出す天ぷらのおいしさに感動したのもつかの間、いろいろと調べていると先行する似たような店があった。

その一つが丸亀製麺で知られるトリドールが展開する「天ぷら定食まきの」だ。こちらはすでに14店舗を展開しており、そのうちの12店舗は関西。1号店がオープンしたのは2006年と歴史は古く、スシローの「あおぞら」よりもこちらが先発のようだ。

 【画像15枚】天ぷら店「あおぞら」「まきの」。コンセプトは"激似"だが、メニューなど、それぞれ異なる魅力がある
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