カンニング竹山「頭がバグるほどの借金地獄を味わった」からこそたどり着いた“いいお金の使い方”

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ずっと通っていると、行くたびにいろんな人を見るし、小さかった子どもが成長していたりするので楽しいですね。そのほうが長続きするし、人とのつながりって、自分にとってもメリットのある財産じゃないですか。

【画像を見る】カンニング竹山さん主演のTikTokショートドラマのシーン

タレントというキャリアを社会貢献に生かす

以前、移住をテーマにした番組に出演していたことがありました。会社を辞めて田舎へ移住して農業を始める夫婦なんかが登場するんですが、スタジオでVTRを見ながら、移住先で成功する人は、自分の職歴を捨てても、それまでのキャリアで学んだノウハウを生かしていることに気づいたんです。

営業職として培ったスタイルを、農協や市場、農家とのやりとりに生かす。それで成功していくんですよ。

嫌な仕事だったかもしれないけど、それで身についたキャリアを新しい仕事と組み合わせるのは、知恵ですよね。今までやってきたことをムダにしちゃいけないなと思いました。

僕の場合、タレントという仕事をやってきました。このキャリアを生かす社会貢献ってなんだろうと考えたとき、お金をドンと渡して寄付するのもいいかもしれないけど、正直そんなに余裕があるわけじゃない。

それよりも、このままの身を現地に放り投げたほうがいいんじゃないかと思いました。

僕は知らなくても、向こうの方が知ってくださっているということもあるし、僕は初対面の人でも、ひざを突き合わせて「どうしたの?」と言えるようなところがあります。それを現地で出していくことが社会貢献じゃないかという考えになったんです。

完璧にやってるわけじゃないし、基本的には好きなことしかしていないので、喜ばれるかどうかはわかりませんけど。それが唯一できることだなと感じていて、今後も続けたいなと思っています。

カンニング竹山氏が主演した『きみのお金は誰のため』のテーマを表現したショートドラマ
カンニング竹山 芸人

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かんにんぐたけやま

1992年、中島忠幸氏とお笑いコンビ「カンニング」を結成。長い下積みを経て2004年、「エンタの神様」(日本テレビ系)などでブレイク。2006年に中島氏が死去すると、カンニングの名を芸名に組み入れてピンで活動。俳優業やワイドショーのコメンテーターなど幅広いジャンルで活躍中。

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