カンニング竹山「頭がバグるほどの借金地獄を味わった」からこそたどり着いた“いいお金の使い方”

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一生懸命やって、当たればお金はついてくる。当たらなかったら、しょうがない。反対に、お金を儲けたいからこれを作りましょうという考え方では、当たらないんじゃないかと思います。

今は、毎週のようにネタをやっているわけではありませんが、あまりお金のことは考えていません。

一生懸命やったものに対して、この国のエンタメは、対価を与えてくれる。だから、まず一生懸命やれという感覚は強いですね。

「コンビニ強盗してもうまくいくんじゃないか」

お金は、自分のやりたいことをやるときに、必要なアイテムですよね。

僕は、今は「お金は後からついてくる」と言っていますけど、それは、家があって、生活もできているから言えることであって、本当にお金がないときは「カネ、カネ、カネ」になりますから。

貧乏なころは、毎日ずっと下を向いて歩いていました。「お金落ちてないかな」と思っていたからです。利息を払わなきゃいけないから、どんどん自分の生活に「お金」が踏み込んでくる。

いちばん追い込まれていたころは、「コンビニ強盗してもうまくいくんじゃないか」なんてことを思うぐらい、本当に頭がおかしくなっていました。

今、特殊詐欺で若い子が捕まっていますが、ああいうのもニュースを見ていると「借金があった」「ばくちで使った」という話が出てくる。

だからって許すわけじゃないけど、切羽詰まって頭がバグっているから、先のことが想像できなくなるんだろうと思います。

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