なぜ現代人の読解力は低下しているのか?「ちゃんと読めない・聞けない人」が急増する”7つの要因”
本は読解力を養う「超実践の場」
本というのは、大量の「言葉」で構成されています。
「本を読む」とは、一つひとつの言葉や文を理解し、数万文字からなる文脈を読み解いていく行為です。
また、その本に書かれているテーマ・内容について、既存の知識(=言葉)を使いながら深く考える機会でもあります。
本は読解力を養う「超実践の場」なのです。
さらに、読書は「新しい言葉」を獲得する絶好の機会でもあります。
読解には言葉を読み解く作業が含まれるため、「新しい言葉」を獲得すればするほど、読解力は向上していきます。
ところが、文化庁の調査によると、月に1冊も本を読まない人が62.6%にのぼるとのこと。現在、日本人の多くは本を習慣的に読んでいないのです。
読書をしなければ、大きな文脈を読み解く機会は失われ、新しい言葉の獲得も途絶えやすくなります。
読書量の低下がそのまま読解力の低下につながっているのは明らかです。


















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