”ブロガーが儲からなくなった理由”を≪2億円の資産を築いたブロガー≫が激白。YouTubeなど「メディアで稼ぐ」場合の収入構造とリスクを紹介

副業を行う場合は、過度な期待を抱かずに少額でいいから本業の足しにする、または、本業にしたい仕事をお試しで副業にするなどと割り切って始めることをお勧めします(写真:kotoru/PIXTA)
会社勤めのかたわら投資をはじめ、2億円の資産を築いたブロガーの斗比主閲子さん。
どうしたら今の会社で給料を上げられるのか、合法的な節税テクニック、株価が暴落した時の心の保ち方、新NISAで確実に資産を増やす方法など、富裕層に至るまでの「お金の方程式」を紹介している。
斗比主さんの新刊『ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話』から、一部抜粋してご紹介します。
副業は必ずしも効率的ではない
多くの企業が副業を解禁しつつあり、収入を増やすために、副業をする人も増えていると思います。会社に縛られず自由な場所で自分の技能を売ることが憧れのように語られ、一度は副業を考えた人も多いはず。
ただ、個人的に副業はお勧めしません。より正確に言えば、ものすごく儲かる手段と期待して副業を始めることをお勧めしません。というのも、できるだけ収入を増やしたいということであれば、必ずしも効率的ではないからです。
副業がなぜ副業かと言えば、本業にはならないからです。副業で食べていけるだけの知識や経験があるなら、本業を辞めて、副業を本業にしてもいい。若干中途半端なところがあるから、副業として成立しているというのがあります。
人気の副業として取り上げられる仕事を見ても、それが分かります。データ入力、アンケートモニター、アフィリエイト、家事代行、動画配信などなど、本業と並行してできそうな仕事というのは、えてして、安価な時間の切り売りになってしまうものが多いです(もちろん例外はありますが)。
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