世界中で注目が集まる超薄型スマートフォン。アップルの次期「iPhone 17」シリーズにも極薄モデル「Air」が登場する可能性高まる

折りたたみスマホで築き上げた薄型化技術
薄型のスマートフォンは日常的に使っていくうえで、簡単に折れ曲がってしまったり破損してしまう恐れはないのだろうか? 実は今から10年以上も前に、激薄スマートフォンは登場している。2013年に日本のソニーモバイルが発売した「Xperia Z Ultra」だ。画面サイズは当時としては大きな6.4インチながら、本体の厚みは6.5mm。現在販売されているスマートフォンと比べても十分薄い。当時もこの薄さに心配の声は上がったが、実際に使ってみるとボディー構造はしっかりとしていた。
TECNOのSPARK Slimも本体の上下を持って軽く力を加えてみたが、本体がゆがんでしまうようなヤワな作りではなかった。一方、サムスン電子のGalaxy S25 Slimはまだ実機に触れることはできず、本体の厚さなど詳細なスペックも非公開だ。とはいえ、大手メーカーの同社が作る製品だけに、簡単に壊れてしまうような作りにはしないだろう。こちらのモデルもプレミアム価格で販売されるだろうから、本体の強度は一般的なスマートフォンよりむしろ強いかもしれない。
サムスン電子やTECNOは、どうやって薄型スマートフォンを作る技術を培ったのか。それは昨今、少しずつ製品が増えている折りたたみスマートフォンの開発のノウハウを生かしている。折りたたみスマートフォンはその構造上、本体を折りたたんだときの厚さを薄くするために、本体そのものの厚みも薄くする必要がある。サムスン電子が2019年に発売した同社初の折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」も、本体を開いたときの厚さは6.9mmと、一般的なスマートフォンより薄かった。
そして、この薄型化は折りたたみスマートフォンの新製品が出るたびに記録が更新されていく。2023年にファーウェイが出した「Mate X3」は5.3mm、2024年10月にサムスン電子が発表した「Galaxy Z Fold Special Edition」は4.9mmだ。そして、OPPOが2025年2月20日に発表した「Find N5」は4.2mmとさらに薄くなった。そして、実は三つ折り型のスマートフォンであれば、ファーウェイが2024年10月に発売した「Mate XT Ultimate Design」は3.6mmの厚みしかない。折りたたみ型と一般的なスマートフォンは本体形状が異なることから強度設計は異なるが、4mmを切る厚さのスマートフォンはすでに登場している。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら