Skype、いよいよ5月に終了。20年以上の歴史を振り返りつつ、代替となるビデオ通話サービスの違いをチェック

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Google Meet

Googleのビデオ会議ツールであるMeetはGoogleアカウントさえあれば誰でも簡単に利用できる。新しい会議を作成したら、参加者にその会議のリンクを送信すれば、それを受け取ったユーザーはすぐにブラウザー経由で参加することが可能。iOSとAndroid用のモバイルアプリも用意されている。

Google Meetのイメージ
Google Meetのイメージ(画像:Google)

Google Meetの無料版は、1対1なら最長24時間のビデオ通話が可能。多人数でのビデオ会議は、最大100人で最長60分だ。

Google One、Google Workspace Business、およびGoogle Workspaceなどの特定の有料プランに含まれるバージョン場合は、最大500人が参加して最長24時間のビデオ会議を開催できる。他にも自動録画や画面共有、文字起こし、ノイズキャンセリング、音声録音などの追加機能が用意されている。

ビジネス用として最適なWebEx

WebEx

Skypeをビジネス用として使っていたのであれば、その代替として最適なのがWebExだ。ネットワーク機器で知られるCisco Systemsが提供するビデオ会議ツールのWebEx Meetingsは、ZoomやSkypeよりも充実した機能を備えている。

ビジネス向けではあるものの、無料プランも備えており、最大100人が参加して最長40分間のビデオ会議を開催することができる。有料のビジネスプランではユーザー1人あたり月額25ドル(日本では2200円)かかるが、ビデオ会議は最大200人が参加し、最長24時間まで開催可能になる。もちろん、会議を録画する機能もある。

WebExのイメージ
WebExのイメージ(画像:WebEx)

音声通話機能は、保留、転送6者間会議、内線通話といった機能が用意されるなど充実している。ただし、通話録音機能などは上位のEnterpriseプランで提供される。Enterpriseプランの価格は見積もりにより異なるが、最大1000人のビデオ会議が可能になり、録画データのクラウド保存容量も無制限だ(Businessプランは最大10GB)。

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