会議が無駄な時間に終わるのを防ぐ意識ポイント 会議は5種類、目的によって所要時間は変わる

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(写真:Kazpon/PIXTA)
会議でなかなかいいアイデアが出ない、意見がまとまらない、時間内に終わらない……。それは、会議やプレゼンテーションの種類を意識せず、どれも同様に行っているからかもしれません。世界の名だたるクリエイターがこぞって絶賛するプレゼンの名手であるダン・ローム氏の著書『THE POP-UP PITCH 最もシンプルな心をつかむプレゼン』より、目的に応じた「5種類の会議」について解説します。

プレゼンテーションを行う目的を明確にする

そもそも、人はなぜ会議(プレゼンテーション)をするのか?

この問いが持つ意味は大きい。というのは、会議を通じて何が得たいかを理解したうえで会議に臨めば、あなた自身だけでなく会議に出席する全員にとって、会議がより充実したものになるからだ。

プレゼンテーションを行う目的が明確になればなるほど、あなたは自信を持ってプレゼンを行うようになり、出席者たちも安心してそれに耳を傾けるようになるのだ。

会議にはさまざまな種類があり、世間では1日に100万もの会議が開かれている。情報を伝える会議、意思決定を行う委員会、問題解決を目的としたブレーンストーミング、新しいアイデアのプレゼンテーション、売り込み……。

どれも会議ではあるが、目的はそれぞれ異なり、会議が変われば、方針、進め方、ゴール、議題も変わる。とはいえ、どの会議にも共通し、かつ私が重視していることが1つある。それは、会議には必ず説得の要素が含まれるという点だ。

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