過去75年の株価検証から学んだ「株価暴落のパターン」8つ。下落トリガーになりがちな「陰の主役」とは?

天災や景気後退、戦争、バブル崩壊など、過去75年間に発生した主要な株価暴落を徹底検証し、8つの要因を解明します(写真:NOBU/PIXTA)
株価暴落は突然やってくるもの。しかし、過去のデータを分析すると、暴落には一定のパターンがあることがわかります。
本記事は、元ITエンジニアで個人投資家はっしゃん氏の新著『株の爆益につなげる「暴落大全』より一部抜粋・編集。天災や景気後退、戦争、バブル崩壊など、過去75年間に発生した主要な株価暴落を徹底検証し、8つの要因を解明します。さらに、暴落時に取るべき行動を元ITエンジニアで個人投資家のはっしゃん氏が解説。
株価暴落の8つのパターンとは?

(図:『暴落大全』より)
図は17の主要な株価暴落の原因をまとめたものです。
株価暴落の原因には、
●天災
●景気後退
●戦争・テロ
●為替
●バブル
●政策金利
●政治・選挙
●テクニカル
●景気後退
●戦争・テロ
●為替
●バブル
●政策金利
●政治・選挙
●テクニカル
の8つのパターンがあることがわかります。
今後、株価暴落が発生した場合には、これらのパターン(またはその組み合わせ)になると考えると予防策を立てやすくなるでしょう。
株価暴落への対処としては、とにかく発生した暴落が自分にとって全くの想定外だった……という状況になるのを避けること。
あらかじめ最悪のケースを想定して準備をしておくことが大切です。
①天災
東日本大震災の暴落とコロナショックが該当します。これらは、巨大地震やコロナウイルスによるパンデミックが原因となりましたが、ほかにも巨大隕石の落下、火山の破局的な噴火、新型インフルエンザ感染症の流行などが考えられます。
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