中国、今どきの春節商戦事情、帰省費用に月給2カ月分、若者・富裕層は繁華街からネット・海外へと広がる

中国メディアによるアンケートでは、帰郷イベントでかかる「紅包」「飲食費」などの合計のコストは「平均で2カ月分の給料」と驚きの額であり、給料の1カ月以内で収まる人は1割にも満たないという。皆、内心苦しみつつも「故郷に錦を飾る」ようだが、このような動きがあるということは、春節(ないし春節直前)のタイミングでは、老人向け商品が売れるといえよう。



■年老いた家族を街に連れ出し親孝行


 さて今の消費の主流は「80後」と呼ばれる1980年代生まれの20代だ。もうちょっと拡大すると「70後(70年生まれ)」「90後(90年生まれ)」も勢いある消費者である。ネットが使いこなせて、ネットトレンドに追随しているのが、これら世代の特徴だ。
 
 数年前こそ彼らが持っているネットデバイスはデスクトップパソコンのみだったが、今はノートパソコンやスマートフォンの所有が当たり前となった。数年前までは大家族の団らんを抜け出してネットカフェでゲームをする若者が問題視されたが、ここ数年はそうしたニュースはほとんど聞かなくなった。彼らは団らんの環に入り、親族内のルールを守りつつ、ノートパソコンやスマートフォンでお買い得情報を探し、ネット上の友人と交流するようになったのである。

中国のインターネットの利用者は今もまだ伸び続け、最新の統計によれば都市部の若者を中心に人口の38.3%に相当する5億1300万人が利用している(10代・20代に限れば、利用率は7割に達する)。

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