イーロン・マスクの子は14人どころじゃない!? 稀代の実業家は私生活でも無軌道ぶりを発揮
2022年にヴァージニア州で行われたアメリカでの裁判でもハウエルはビデオで証言したが、この手紙については、それを書いたという事実にしか触れられなかった。裁判では、「この人がこう言っているのを聞いた」という、いわゆる伝聞証言が禁じられていたため、ペイジがした話を持ち込むことができなかったのである。また、ペイジは2020年のイギリスでの裁判の前に亡くなっている。
では、ハードとマスクはどのように出会い、いつから付き合ったのか。
まずデップとハードの関係を整理すると、2人は2015年2月に結婚、2016年5月にハードが離婚申請し(ただし、離婚を言い出したのはデップ)、2017年1月に成立している。
交際当初は不倫だった?
日本でも出版されているウォルター・アイザックソンによる本人公認の伝記本『イーロン・マスク』には、2013年のロバート・ロドリゲス監督作『マチェーテ・キルズ』への出演がきっかけだとある。それは、事実だが、この本には、「交際が深まったのは2017年4月」とあるだけで、具体的な部分は曖昧にされている。
実際のところ、ハードは、デップと新婚だった時からマスクと不倫をしていた可能性が高い。それについては、イギリスの裁判で、夫婦が住んでいたロサンゼルスはダウンタウンの高級コンドミニアムのフロントデスク、アレハンドロ・ロメロが供述している。
このコンドミニアムは、ハードと交際を始めるよりずっと前にデップが購入していたもの。彼は最上階をすべて買い占め、5戸のうち一番広い3号室にハードと住んでいた。
ロメロが述べるところによれば、マスクは2015年3月から、深夜、頻繁にハードを訪れるようになった。それはいつもデップが留守にしているときだ。

無料会員登録はこちら
ログインはこちら