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テレビ局「意外と女性を優遇?」局員が明かす現実 今年50回目の「国際女性デー」、意識は変わったか

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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とはいえ、まだ「各部署のトップや管理職に少しずつ女性が増えている」というだけの段階。フジテレビの上層部によるガバナンス不全が問題視されているように、経営面での意思決定などにかかわる部分での参画は不十分なのでしょう。

けっきょくガバナンス不全があると、「個人の不適切な行動で人権を侵害する」というケースが起きやすくなるだけに、少しでも早くジェンダーバランスを改善するなどの対策が求められるところです。

次に“働きやすさ”という点でのジェンダーギャップについて。フジテレビも含め各局のテレビマンから、「キャリアアップや妊娠・出産にかかわるフォローなどの労務に満足している」「他業界の友人よりも恵まれていると感じる」などの声を聞いています。

実際、現在30代後半の女性局員に話を聞くと、「他業界と比べてもマタニティ・ハラスメントのようなものは少ないと思う」と言い切っていました。キャリアを重ねている人の中には既婚者と独身者の両方がいますし、筆者の実感としては独身のキャリアウーマンは他業界より多いようにも見えます。

ジェンダー差別を感じている人はいる

とはいえ、「男性と平等でやりにくさはない」と言えるかといえば別の話。「まだまだ男性上司のサポートや雑用を求められる」という昭和から続く問題をあげる人や、「『なぜあの男性が昇進?』という人事が毎年必ずある」とあけすけに話してくれる人もいました。少なからず彼女たちは局内のジェンダー差別を感じているのかもしれません。

一方、新卒採用におけるジェンダーギャップは少ないようであり、「基本的に採用人数はほぼ同じ」「ウチは女性のほうが多いと思う」という声もありました。また、配属のジェンダーギャップも少なく、編成、制作、報道、営業、事業、スポーツなど、男女の差はなくさまざまな部署に分かれているようです。

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【特にドラマにおける女性局員の存在感は年々増している】

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