英語が苦手な人が意識すべき「仮定法」の考え方 助動詞との共通点を意識すれば仮定法は怖くない

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If I had had more money, I could have bought a new car.
「(過去)もしもっとお金があったら、(過去)新しい車を買えたのに」 仮定法過去完了
→実際はお金がなかったので、新しい車を買えなかった
過去 現在
(『英文法は語源から学べ!』より)

(過去)+(いま)の仮定

これまで見てきたのは、次のようなパターンでした。

●(いま)~なら、(いま)……だろうに
●(過去)~だったら、(過去)……だっただろうに

文脈次第では、(いま)と(過去)の組み合わせになることもあります。例えば次のような場合です。

If I had studied harder then, I would be happier now.
「(過去)もしあのときもっと勉強していたら、(いま)もっと幸せだろうに」 (過去)+(いま)
→実際は勉強しなかったので、いま幸せではない
過去 現在
(『英文法は語源から学べ!』より)
英文法は語源から学べ!
『英文法は語源から学べ!』(SBクリエイティブ)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

前半部分はhad studiedなので、(過去)に対する仮定です。後半部分はwould beなので、(いま)に対する仮定になっています。

渡辺 雄太 マナビメイト代表

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わたなべ ゆうた / Yuta Watanabe

マナビメイト代表。県立山形南高校を卒業後、一年の浪人を経て東京大学へ進学。首都圏にて、東大/医学部等を志望する最難関中高一貫校の生徒千人以上に英語を指導。そのかたわらで「N先生」のネーミングで『死ぬほどわかる英文法ブログ』を開設し、最高22万PV/月を達成。Udemyでは30以上の講座を展開し、その大半がUdemy Business(上位数%の講座)に選出。わずか1年で上位人気講師に名を連ねる。受講者数はのべ8万人を突破。

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