東京理科大「数学で出題ミス」広がる学生の動揺 どこが出題ミスだったのか?徹底解説する

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東京理科大学
東京理科大学。SNSでも数学の出題ミスが話題に(写真 : TK_Garnett / PIXTA)

2025年の受験シーズンも終わりに近づいてきました。1月の共通テスト、2月の私立大学入試、そして2月25日からの国公立入試。受験生の努力が実を結ぶその瞬間を今か今かと待ちわびています。

理科大で数学の出題ミス

そんな中、2025年2月21日、東京理科大学が本年度の一般入試試験(2月5日実施)の数学で出題ミスがあったと発表しました。実際の問題はこちらです。

※外部配信先では画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

東京理科大

この問題は、一言で言えば「条件を満たす点の数を数える」問題です。問題の前半で点の数の数え上げ、後半では、前半で求めた値を用いて計算を行う、という問題構成になっています。

今回、出題ミスが発覚したのは、後半部分の問題である (4) です。しかし、その出題ミスを理解するためには前半の理解が必要なので、軽くご説明させていただきます(数学的な説明が含まれるので、どんなミスなのかだけ知りたい方は読み飛ばしていただいても大丈夫です)。

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